実は私は税理士であるわけです。あの税金のこと、財務のこと、数字のことに関する専門家なのです。でもね、税理士としてのキャリアを積みながら、なぜ私が独立を考えるようになったのか、それはちょっと違った理由があるんです。この記事では、私が独立に踏み切る理由の中から、その背後にある3つの要因について語っていきます。それは、自由、成長そしてお客様からのお言葉です。これらの理由が、私を独立への道に導いたのです。
”娘の存在から学んだ、新たな自由への道”
それは、私が独立を考える過程での出来事でした。
数年前、私は仕事に没頭する日々を送っていました。仕事における成功や成長は確かに重要で、私にとってやりがいのあるものでした。しかし、ある日、私は思いがけない瞬間に立ち止まり、自分に問いかけることになりました。
時間が限られている中、これから先、何に最も価値を置くべきなのか。と。
その時、娘の存在が私の脳裏に浮かびました。彼女は私の生活に新しい意味をもたらし、何よりも大切な存在でした。毎日のように成長し、新しいことを学び、私たち家族に喜びをもたらしてくれる彼女。その存在が、私の人生における時間とエネルギーの使い方についての新たな視点を提供してくれました。
娘との時間は、ただ存在するだけで貴重なものでした。私は彼女の成長を見届け、彼女と共に過ごす瞬間を大切にしたいと思いました。
娘の存在は私の人生において最も大切なリソースであり、私は彼女に、そして自分自身に最善の未来を提供しようと決意しました。
また経済面でも娘にお金がかからないうちに、軌道にのりたいと考えた場合、保育園等に入る前に独立を叶える必要がありました。この欲求は、私が娘を育てる責任感と、自分自身のキャリアと将来に対する野心が結びついた瞬間でした。
娘が生まれてから、私の責任は一層大きくなりました。彼女の将来に向けた支えや安心感を提供するため、私は経済的に安定した基盤を築かねばなりませんでした。そして、娘が保育園や学校に通うようになる前に、この基盤を築くチャンスを逃すわけにはいきませんでした。
独立を選んだ理由は、その決断が私にとって自由をもたらすと信じたからでもあります。自分自身のスケジュールをコントロールし、娘との時間を最大限に活用できるようになることは、私にとって非常に魅力的でした。また、独立によって収入の機会が広がり、娘に提供できるものも増えると確信していました。
この決断は簡単ではありませんでした。独立はリスクも伴いますし、新しい挑戦や責務が待っています。しかし、娘を考えると、そのリスクを取ることが自由と将来への投資であると確信しました。自身のキャリアを築きながら、娘にとっても明るい未来を用意するため、独立への第一歩を踏み出すことにしました。
“新たな成長の扉を開く、所長の言葉”
“ご自身でも気づいていると思うけど、今後うちにいても著しい成長は見込めないよ。”
前職の所長からいただいたこの言葉は、当時私にとっては驚きとともに、気づきの瞬間でもありました。勘違いして欲しくないのは、これはポジティブな意味での発言であるということ。
何年もの間、私は所長の下で働き、専門知識を深め、経験を積んできました。しかし、ある日、所長は私に対して、これからの成長には新たな環境とチャレンジが必要だと言ったのです。この言葉は私にとっては新鮮な風のようで、同時に何かが変わる予兆を感じさせました。
私も薄々感じ取ってはいました。前進のためには、新たな環境で自分自身を試し、新たなスキルや視点を習得する必要があることを感じていたのです。所長の言葉は、私の内なる欲望と符号が一致する瞬間でもありました。それは、快適な場所から外に出て、成長の機会を追求するという新たな道を示してくれたのです。
最後の一押し
お客様から頂いた “あんたは大物になる!” という言葉は、私の人生における大きな転機の瞬間でした。その言葉は、もう亡くなってしまいましたが、とある資産家の奥様から頂いたものでした。彼女は柔和な人間性と洗練された品位を持ち、多くの人々と接してきた経験が豊かな方でした。彼女の言葉は、私にとって大変な励みとなり、新たな冒険に踏み出す一歩を踏み出す勇気をくれました。
この言葉が私に与えた影響は、単なる言葉以上のものでした。それは、私の自己評価と自信を高め、新しい目標を追求する情熱を燃やすきっかけとなりました。この言葉は、私に未来への新たな視点を提供し、独立を追求する決断を揺るぎないものにしました。
まとめ
独立について、確かに経済的な不安は存在しましたが、お会いする先輩方は皆、”何とかなるよ” と言ってくれました。 ※ちなみにまだ何とかはなっていません。
結果、私は自身の時間を娘のために、習得した知識をお客様や社会のために、稼いだ収入を自分と家族の未来のために使いたいと考えました。”会社のために”働いているという感覚がだんだん薄れ、逆に独立という決意が強まりました。
もし独立がうまくいかなかった場合も熟考はしました。
でも、幸いにも資格を持っている以上、働き口を見つけることができるとは考えております。一生経済的なリスクを背負うわけでもないのではないかと思った次第です。
今回は、独立のポジティブな側面をお話しさせていただいたきました。しかしネガティブな側面もあることもまた事実でした。なかなか公にはできない内容ではあるので、将来、もし興味があれば、詳しくお話しさせていただければと存じます。。
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